個別指導塾開業請負人 リアル・パートナーズ
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塾開業 新人講師研修
個別指導塾運営するにあたり、生徒さんを指導する講師が必要です。個別指導塾の講師は、一般的に大学生になります。採用までの流れは、以前の記事「求人の流れ」をごらんください。
教室をオープンしてから講師を研修していたのでは、体験授業失敗のオンパレードです。遅すぎます。そうならないためにも指導がしっかりとでき、体験授業で生徒さんが「分かった!」「授業楽しかった!」と言ってもらえる講師をオープンまでに育てる必要があります。その為には、最低限2週間~1ヶ月は必要であると考えておいてください。
講師の人数ですが、オープン時には4~6名ほどいるといいでしょう。男性女性が半々だと、バランスよく理想的です。
オープン時の体験授業の良し悪しで、今後の教室運営が決まると言っても過言ではありません。体験授業が終われば、生徒が「楽しかった。この塾(先生)がいい」と言ってもらえる様に指導力を高めておく必要があります。
では、オープン前に講師に研修しておく点は以下の3点です。
・1:2の指導法を完璧にしておく
・生徒とコミュニケーションがとれるようにする
・生徒が出来た事に対して、褒める(評価する)ようにする
この3点を中心に研修すれば、体験授業に来た生徒さんでも「楽しかった!わかった!」と言われるケースが多いのではないでしょうか。では、以下の3点をもう少し詳しくお伝え致します。
・1:2の指導法を完璧にしておく
指導は経験に比例して、うまくなります。採用した講師を同じ日に呼び、何度も模擬授業をお互い行い、シェアをし、競い合ってもらうのが効果的です。
・生徒とコミュニケーションがとれるようにする
コミュニケーション能力は、短期間でつくものではありません。講師の性格や今まで生きてきた環境に左右されやすいものなので、面接時にしっかりと見極め、明るくて、人に元気を与えるタイプの講師を採用するようにしましょう。
・生徒が出来た事に対して、褒める(評価する)ようにする
個別指導の場合、一方的に指導を行うティーチングよりも、考えさせる指導や本人の持っている能力を引き出すコーチングが有効と言われています。その導入部分として、「褒める」「評価する」という部分を研修してみてください。指導の中で「良く出来たね」「頑張ったね」「先生も嬉しいよ」と言った言葉がでている指導は、非常に生徒もヤル気が上がり、モチベーションも上がります。
加えて、経営者であるあなた自身が積極的に研修に参加し、指導法やコミュニケーションの取り方、しっかり評価をするといったことを伝えていく必要が大切です。
失敗するパターンは、研修が中途半端なまま、オープンを迎える事です。そんなことをしてしまうと、あなたの教室への思い・考えが全く反映されない教室になります。また、講師が自分の考えだけで動き、サークルの延長線上のようになってしまい、仕事に対しての意識が低くなります。そして、そのまま教室の質は下がり、いきなり評判が悪くなります。体験授業も失敗する可能性が増えますので、必ずあなたがしっかりと研修を行い、あなたの考えや教室に対する想いを伝え、一緒に教室を作っていくから協力してほしいという姿勢にするべきです。
塾開業「校門前配布」
リアル・パートナーズの安多です。今回は「校門前配布」についてお伝えしていきます。
今のご時世、新規開校に新聞チラシだけを入れるだけでは、生徒が集まりにくくなっています。実績も何もないのですがら、当然と言えば当然です。そこで、自塾の認知度を少しでも上げる工夫が必要です。それが「校門前配布」です。チラシだけに頼るのではなく、自ら学校の前で校門前配布を行うことが、広報活動となり、初期集客の大きなプラスになります。立ち上げと同時に500~1000部を配ることができれば、ここからも問合せの期待を見込めます。
フランチャイズ(以下FC)加盟の場合、新聞折込チラシは独自性を出せない場合がありますが、校門前配布はある程度自由に工夫する事ができるケースもあります。
では、まず校門前配布に必要な以下の3点を準備してください。
【準備物】
- クリアファイル(名入れがベター)
- 新聞折込チラシ
- A4サイズの案内
クリアファイルは、自塾の名前が分かる名入れがよいでしょう。クリアファイルを一度受け取ると、普段利用するので印象が残ります。名入れのクリアファイルは、アスクルで発注できます。そして、そのクリアファイルに新聞折込チラシを入れてください。その為には、チラシを印刷する際、500~1000部ほど、余分に印刷をしておくことが必要です。最後にA4サイズで、アピールチラシをワードかエクセルなどで作ります。テスト前だと「新規開校キャンペーン!テスト対策4回無料」等といった見出しが良いでしょう。通常は「新規開校キャンペーン!1ヶ月無料」といった見せ方にすることで、反応が向上します。「無料体験」は、どこの塾でも行っていて、差別化にはなりません。
配るタイミングは登校時がよいでしょう。下校時だと、部活の関係で下校時間がまばらになり、効率が悪くなるからです。登校前の生徒さんに「おはようございます、○○塾です」と元気よく声をかけましょう。暗い顔をしていたり、無言だと塾の印象が悪くなります。絶対に元気よく、あいさつしてください。また、学校行事を事前に調べ、3者面談の帰りの時間帯に学校前で渡すのも非常に効果的です(なぜだかは、分かりますよね)。
学校によっては校門前配布を禁止している学校もあります。校門前配布を行う前には、事前に学校へ問合せ、許可をもらっておく事をお勧めします。もらってすぐに捨てる生徒や、中身を捨ててクリアファイルだけとる生徒もいますので、捨てられたゴミは必ず持ち帰る様にしてください。捨てられたチラシからはよい評判は立ちません。明るい・元気・さわやかな印象を残して配布を終えましょう。そうすれば認知度が上がり、良い評判が生まれるきっかけになるはずです。講師に手伝ってもらい、何校かで同時に行うことも効果的ですね。

塾開業「教材の選び方」
リアル・パートナーズの安多です。今日は「教材」についてお伝えしていきます。
個別指導塾で授業を行う際、塾専用教材は欠かせません。塾専用教材は多数あるため、自塾に合った教材を選定する必要があります。
フランチャイズ(以下FC)であれば、指定教材があるので、その中から必要に応じて選ぶことができます。反面、指定された教材以外を使うことが出来ない場合もあります。個人開業や指定教材のないFCは、教材業者や複数メーカーを取り扱っている教材代理店に連絡を取る必要があります。まずは近くの営業所や教材代理店へ連絡を取り、教室に来てもらう様にしましょう。
業者によっては、定価の1~2割引で購入が可能ですので、しっかりと交渉することも大切です。また、見本教材をもらえる事もあり、購入する前に中身を確認することが出来ます。教材業者は、年に3~4回、各都道府県で教材展示会を行っており、さまざまな種類の教材を見ることが出来るので顔を出す様にしてください。教材の事だけではなく、教育業界の様々な情報を得られます。
また、中学生・小学生が使用する教科書は、市単位で異なります。自分の開業エリア(市)がどの出版社の教材を使用しているのかを確認しておきましょう。開業場所によっては、隣の市から生徒が来ますので、各教科につき準拠版を2種類揃える必要があります。どこの教材業者でも市別の教科書採択表がありますので、必ずもらうようにしましょう。
さらに私立中学校の多くは、独自の進め方で授業が進みます。教科書以外に塾用の教材を学校で導入しているケースがよくあります。しっかりと対応する為にもその教材は教室に導入する様にしましょう。
教材のラインナップとしては、各教科、教科書準拠1種類、演習用問題集2種類あればよいでしょう。教材を多く入れすぎると、指導する側の負担が増えてしまうことがあります。管理も大変です。生徒の学力によってテキストを細分化するのではなく、主要テキストの中で行う部分と行わない部分を選定する方がよいでしょう(Aくんは基本・標準・発展問題全て、Bくんは基本・標準のみといったように)。
下記に教材メーカーを記載しています。ホームページで検索し、近くの営業所や教材代理店まで連絡をしてみてください。ちょうど来年度(2012年)から中学校の教科書が変わるので、教材メーカーさんも顧客獲得に必死な時期です。今がチャンスかもしれませんよ。
【主な教材業者(塾専用)一覧例】
<営業所へ連絡>
育伸社
エデュケーショナルネットワーク
教育開発出版
スプリックス(フォレスタシリーズ)
<営業所へ連絡、もしくは教材代理店へ連絡>
学書
学友社
好学出版
CKT
水王舎(論理エンジンシリーズ)
正進社
西北出版
都麦出版
文理
明伸社
塾開業「備品」
リアル・パートナーズの安多です。今日は「備品」についてお伝えしていきます。
個別指導塾を開校するにあたり、必要な備品はかなりあります。最初に揃えておけば、二度手間が省けます。インターネットを使い、「アスクル」や「たのめ~る」等のオフィス用品カタログを見て、一括発注しておきましょう。翌日に持ってきてもらえるのが、なにより便利です。また、ダイソーなどの100円均一のお店でも数多くの商品が手に入ります。かしこく併用して、教室備品を揃えてください。
また、机やイスなどの大きなものもアスクル等を使えば安価に購入できます。レイアウトを考え、必要数の机やイスを発注してみてください。パソコンやプリンター等の電機器は、量販店や「価格ドットコム」というサイトをお勧めします。コピー機は、知り合いに紹介してもらうか、メーカーに直接問い合わせてみるとよいでしょう。
下記に備品リストを掲載します。プリントアウトして、購入の際の参考にしてみてください。
【アスクル等/100円均一にて購入】※(数字)は目安数です
- 指導用3色ボールペン(10) □鉛筆(5)
- 鉛筆削り □鉛筆立て
- 蛍光ペン(3色) □シャーペン
- 消しゴム(5) □定規セット
- 分度器 □ホッチキス
- ホッチキス替芯 □修正テープ
- 修正テープ替え(3) □テープのり
- テープのり替え(3) □セロハンテープ
- セロハンテープ台 □ガムテープ
- 画びょう □A3用紙(500枚×3)
- A4用紙(500枚×5) □トイレクリーナー
- トイレブラシ □ティッシュペーパー(5)
- トイレットペーパー(6) □コンパス
- 卓上カレンダー □固形ノリ
- 替芯(各色50) □指導用ボード(10)
- ボード入れ □ぞうきん
- 殺虫剤 □マイペット
- ファブリーズ □生徒用2穴ファイル・リング式(30)
- 生徒ファイル用インデックス □生徒ファイル用クリヤーポケット
- 生徒ファイル用棚 □パンチラベル
- パンチ □はさみ
- 名札(10) □テプラ/ネームランド
- 長3封筒(50) □A4封筒(50)
- クリアファイル(100) □名刺
- 付箋 □ゴミ袋
- ゴミ箱(2) □時計(チャイム付き)
- 延長コード □ファイルボックス(5)
【レイアウトに応じて必要数を購入】
□机 □イス □書庫 □タイルカーペット
【量販店/価格トッドコムにて購入】
- 電話機(子機付き) □プリンター
- パソコン □空気清浄機
- 掃除機
【メーカー問合せ】
□コピー機
いかがですか?かなり数多く種類がありますよね。また、運営していく中で、上記以外のものも必要になってくると思います。その際は、必要に応じて、購入するようにしてください。常に経費削減の意識を持つことがとても大切です。
最後に、量販店で電機器を購入する際のポイントですが、事前に「価格ドットコム」で相場を確認してから行ってください。値引きの交渉に役立つこと間違いありません。初期投資をいかに抑えるかも経営者としてとても重要な仕事です。
塾開業「求人」のやり方
リアル・パートナーズの安多です。本日は「求人」についてお伝えします。
個別指導塾を開業する際、指導する講師(主に大学生)の存在は欠かせません。講師の質で教室が流行るかどうかが決まるといっても過言ではありません。ではその講師をどのようにして見つけていくのでしょうか。今回は「求人」にスポットを当て、お伝えします。
求人の方法については、以下の3点が中心となります
- 紙媒体
- Web媒体
- 大学やハローワークの掲示
紙媒体は、有名なものでタウンワーク(リクルート)やアン(インテリジェンス)等があります。これらは一週間単位の掲載で、気軽に使うことが出来るのが特徴です。また、出したいエリアもしぼることが出来るので、掲載地区を開業周辺に限定する事も可能です。他にも地域によっては、地域の求人紙や新聞に折り込まれている紙媒体の求人等もあります。インターネットで「○○市(開業地) 求人」と検索すれば、すぐに調べる事が可能です。紙媒体は、求人の応募があってもなくても掲載料を取られます。応募が0件の時もありますので、継続して入れていく必要があります。
一方で、主流になりつつあるのがWebの求人です。インターネットで「塾講師」と検索してみてください。「塾講師○○」といった運営会社がたくさんあります。塾講師専門の求人サイトですので、応募してくる人物も教育に興味がある場合が多く、マッチしやすいと思います。これらのサイトは、課金制を取っている事が多く、面接し採用になった時点(もしくは採用1ヵ月後)で費用を支払うシステムになっています。
ですから、良い人材だけを採用し、採用した人数だけ費用を支払えばよいという大きなメリットがあります。ただし、サイトの掲載料が毎月(数千円)かかる場合もありますので、しっかりと調べてみましょう。デメリットは、大手塾が別途費用を払いトップページを占めている事が多いので、個人塾が目立ちにくい点です。そのため、何らかの目立たせる為の工夫が必要です。
最後は、大学の求人です。大学に直接出向き掲示の依頼をするものです。無料で掲示できる場合もあれば、有料の場合もあります。大学によってさまざまですので、周辺の大学に問い合わせてみましょう。大学側も塾講師や家庭教師はいい印象を持っている事が多いので、出す価値はあると思います。講師が大学生だけでなく、大卒でもよいのであれば、ハローワークに依頼するのもおすすめです。
どの求人にしてもそうですが、近隣の塾に対して何か差別化できるものを用意する事が、最大のポイントです。例えば、個人塾ならアットホームな環境や周辺塾より高めの給与、フランチャイズ塾なら大手という安心感や新規開校というキャッチフレーズなどがあります。
こういった差別化を図ることで、同じ求人でも応募数が増えます。良い講師をそろえるには、応募数を増やすことが必要条件です。少ない費用でたくさんの応募を求める事は、現実的に考えて厳しいです。講師の質が高い教室にする為にも、ここは必要に見合った投資が必要です。
【お知らせ】
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良い内容だなと感じられましたら、ぜひお知り合いに転送くださいね。
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塾開業「新聞折込チラシ 〜作成から折込まで〜」
リアル・パートナーズの安多です。本日は「新聞折込チラシ」についてお伝えします。
塾を開業する際、周辺のご家庭に自塾を認知して頂く為にも「新聞折込チラシ」は欠かせません。フランチャイズ(以下FC)に加盟した場合、完成したチラシを用意してもらえたり、候補の中から選ぶことができるので、安心でしょう。ただ、FCの場合、オリジナルのチラシを作れなかったり、制限されるケースもあります。
一方、個人開業の場合、デザイン制作・印刷・新聞折込業者を一人で探していくので少し大変です。ですから、今回は個人開業のチラシのデザイン制作から新聞折込までの流れをお伝えします。
まず、業者の探し方についてです。それぞれの専門業者もありますが、1社で全てを対応できる業者もあります。インターネットを使って検索するのが一番早いでしょう。数社に連絡を取り、見積を出してもらい比較検討することもお勧めします。
チラシのデザイン制作は、こちらが手書きで書いたものをFAXや郵送すると、そのイメージのまま作成してくれます。それを何度も手直しし、チラシを完成させます(写真①参照)。注意すべき事は、デザイン業者はあくまでもデザインするだけで、反応の良いデザインを提案してくれる訳ではありません。ですから、あなたが綿密に内容を考える必要があります。普段より塾のチラシをストックしておき、参考にしておきましょう。
印刷業者も多数ありますが、インターネット等で比較する事で、料金が安い業者を見つけることができます。また、印刷枚数が多いほど一枚あたりの価格が下がります。価格を調べる際、印刷の用紙は「B4サイズ・両面カラー・コート紙53kg」を参考にしてください。印刷の必要枚数は、新聞折込のエリアや新聞折込する回数から必要枚数を算出します。必要枚数は、出店場所にもよりますが、1回15,000枚・4~8回の折り込みで60,000枚~120,000枚を目安にしてください。
また、オープンの一週間前から折り込むのがポイントです。オープン前から問い合わせがあれば、幸先の良いスタートが切れ、気分も上々です。ただ、折り込みが前すぎると準備でバタバタしている時の対応になり、評判を落とすことにもなるので、欲張りすぎないよう注意が必要です。
新聞折込に関しては、まず新聞折込業者から新聞別のエリアマップと販売店部数表(写真②参照)を入手してください。これは、新聞別の配布エリア・配布部数を確認するものです。新聞社によって販売店エリアや部数が全く異なります。そして、教室周辺の販売店エリアを中心に折り込むようにしましょう。週1回は必ず行ってください。
開業時は、市場に認知してもらう為にも週2回でもいいかもしれません。塾のチラシは、地域によって変わりますが、主に月曜日・火曜日に折り込まれることが多いようです。事前に新聞を購読し、他塾の動向をうかがう必要があります。

【写真①】広告の作成中。広告の良し悪しで問い合わせも変わってくる。

【写真②】折込エリアのターゲティング中。予め学区や地域性を把握しておこう。
塾開業「教室レイアウト」
リアル・パートナーズの安多です。本日は「教室レイアウト」についてお伝えします。教室レイアウトは、教室の雰囲気が決まる項目です。これまで私はたくさんの塾を訪問していますが、レイアウトの良し悪しは、生徒数に比例しているといっても過言ではありません。では、「良いレイアウト」を作るポイントを抑えていきましょう。
下の図を見てください。私が自塾を立ち上げた際の実際のレイアウトです。

レイアウトを作る上で、最低限必要なもの(スペース)は、
- 社員机
- 授業スペース
- 自習スペース
- 面談室
- 生徒ファイル棚
- 教材棚
- コピー機
といったところです。
では、詳しく説明していきます。
- 社員机は、入り口の近く!!
入り口に社員机を配置する事で、生徒の入退室管理・行き帰りの挨拶を徹底できるからです。また、入退室カードや指紋認証によるメール配信を行うケースもこれで対応が可能です。
- 授業スペースは、入り口から一番遠い所!!
理由は、簡単です。それは、入り口に近ければ人の流れが多く、授業に集中できないからです。授業中の生徒のそばを頻繁に人が横切ると、生徒の集中力が途切れてしまいます。この点は非常に重要です。
- 自習スペースは、出入り口からすぐに行ける所に!!
理由は上記で述べたことと同様です。自習スペースを利用する生徒は、授業中にやってくることも多いため、授業の邪魔にならないようなレイアウトを常に考える必要があります。
- 面談室は、授業スペースから離して配置する!!
授業中の生徒や講師の声が、面談の妨げになる可能性があります。入塾を検討中の保護者からすると、騒がしい塾と取られかねません。代わりに自習スペースの隣に配置してみましょう。すると、「自習スペースがとても静かな塾」とアピールが可能です(自習スペースが騒がしければ本末転倒ですが)。
- 生徒ファイル棚は、生徒が勝手に触れない場所に!!
一人ひとりの生徒ファイルには、個人情報がたくさん含まれています。生徒が勝手に閲覧したら大変です。社員机の近くに置くのがベストです。
- 教材棚は、授業スペース近く!!コピー機は、社員机近く!!
教材棚を授業スペース近くに配置すれば、講師の移動距離が減り、授業のロスを防ぎます。一方で、コピー機を社員机近くに配置する事で、本当に必要なものだけコピーするようになります。実際に教材棚の隣にコピー機を置いている教室は、そうでない教室に比べ、コピーの枚数が多かったデータも出ています。これは、「社員に見られている」という講師の緊張感からきている結果だと思います。
以上のように、レイアウト作成にはポイントがあります。自分の感覚だけで配置するのではなく、しっかりとポイントを押さえた空間作りが大切です。
塾開業「物件の探し方~契約の仕方」
リアル・パートナーズの安多です。今回は「物件の探し方」についてお伝えします。前回、お伝えした市場調査を元に物件を探していきます。まずは、カメラを持って候補地を自分の足で回り、空きテナントを探すことが大切です。個別指導塾に適している物件を下記に記載します。
【個別指導塾(生徒数80名)に適している物件】
◇ 駅から徒歩3分以内
◇ 15〜20坪(50㎡〜66㎡)
◇ できれば1階(2階以上だとエレベーターがあるほうがよい)
◇ きれいな形(正方形や長方形)
◇ 人通りがある
◇ 周辺に塾がある
◇ 夜は物件周辺が明るい
◇ 物件周辺に居酒屋が多すぎない
◇ 家賃は15万円以内(都市圏。探している時には家賃は分かりませんが、参考まで)
これらの項目に合致するテナントがあれば、チェックし外見の写真を撮っておきましょう。必ず「空きテナント℡~」という看板が出ているので、写真に残しておくと連絡する際に便利です。それから看板に記載されている電話番号に連絡し、不動産屋さんに行ってみましょう。
不動産屋さんで「学習塾の開業を考えていてテナントを探している」と言うと興味を持って聞いてくれる場合が多いです。学習塾は貸し手にとっても印象が良いようです。そして、すぐにテナントの図面や家賃・保証金の費用等も教えてくれます。時間に余裕があれば、当日物件を見せてもらうことも可能です。
その際、前に入っていたテナントが何だったのか、なぜ出て行ったのかをヒアリングしてください。加えて、他にも空きテナントの物件がないかも忘れずに聞くようにしましょう。歩いただけでは、見落としている場合があります。ただし、水曜日はたいていの不動産屋さんが定休日なので注意してください。今後もいい物件が出れば連絡をもらえるぐらい担当者と仲良くなっておくことがポイントです。当日すぐに契約せずにいったん資料を持ち帰り、冷静に判断することをお勧めします。
後日、その物件に決めたい!と思ったら、いよいよ粘り強く交渉に入ります。交渉次第で家賃・保証金等がかなり下がる場合があります。具体的な交渉をする前に、候補のテナントを3つほど用意しておくと比較することができ、交渉もしやすくなります。交渉余地のあるポイントは、「保証金の減額」「家賃の減額」「管理費の減額」辺りでしょう。威圧的な話し方をすると、不動産屋さんも気分が悪くなり、非協力的になりますので、「借りたいのはやまやまだけど、金額的に厳しくて・・・」と相談するスタンスが良いでしょう。「この金額だったら契約できるんですが・・・」とこちらから伝えるのも交渉術の一つです。
交渉でなかなか折り合いがつかないと必ず不動産屋さんは「他にも興味を持っている人がいて早く決めた方がよい」と言われます。が、これは営業トークです。空きテナントは、一日や二日でそんなに早く決まりません。決まっていたらそもそも空きテナントにはなっていません(笑)。口車に乗らないように注意が必要です。常に冷静に判断することを心がけて契約してください。
塾開業「市場調査のやり方」
リアル・パートナーズの安多です。今回は「市場調査」についてお伝えします。市場は教室から半径1㎞と考えます。市場調査は次の三点が大切です。それは①開業地域に住んでいる子どもの数、②個別指導塾の数、③それらの塾の生徒数です。この3つのポイントを調査し「子どもの数と競合相手の多い地域」を選びます。
競合相手の多い地域に?と思われるかもしれません。既存の個別指導塾はどういう所に教室を出しているでしょう?そう、ニーズがあるところですね。つまり「競合相手が多い≒ニーズがある」ということなのです。
それではまず①開業地域に住んでいる子どもの数の調査から。方法はとてもシンプルです。市役所のホームページで町丁字別年齢別人口(自治体により呼び名は違います)を調べればすぐにわかります。この時、対象年齢の子どもたちがどのくらいどの地域に住んでいるのかと同時に、数年後を考え、対象学年以下の人数も調べます。そうすることで、将来に渡って集客できる市場かどうか検討をつけることが出来ます。
次に、各学校の生徒数を調べます。これも、市役所のホームページから簡単に調べることができます。ホームページから調べることができない場合は、直接役所に出向いていけば教えてくれます。学校のホームページで公表されている場合もあります。ただし、市場となる半径1㎞より校区が広い場合があります。必ずしも学校の生徒数と市場の対象者数が一致する訳ではないので注意が必要です。これらを表にまとめ、対象地域をしぼっていきましょう。この時に一ヶ所にしぼるのではなく、三ヶ所ほど候補をあげておくことがポイントです。
次に「②個別指導塾の数」です。自分の足で実際に歩いてみましょう。思っている以上に個別指導塾が見つかるはずです。たくさん個別指導塾があるからうちは負けそうなんて弱気になることはありません!たくさん個別指導塾があるということは、それだけニーズがあるということです。反対に個別指導塾が見当たらない場所は、ニーズがないと判断してよいでしょう。
最後に「他塾の生徒数」を調査します。パンフレットやホームページから時間割を確認し、生徒が入室(もしくは退室)する人数を数えます。そうすることで、1講あたりの生徒数が分かります。また、自転車の台数を数える方法もあります。地域差もありますが、自転車の台数の1.2~1.5倍くらい生徒数がいると考えて下さい。これで、各塾のおおよその生徒数が把握でき、どこの塾が人気があるのかが分かります。
こうして「子どもの数と競合相手の多い地域」を絞ります。特に首都圏、東海、関西等の地域では、未開の地を探す方が困難です。競合の個別指導塾との差別化をしっかり図れば、集客が可能です。
個別指導塾 開業準備期間の流れ
リアル・パートナーズの安多です。
本日は、開業準備期間の流れについてお伝えいたします。
フランチャイズ(以下FC)と個人開業では、開業準備の内容が異なります。FCでは、開業に至るまでのバックアップ体制が整っているので安心感があります。その分、加盟金等による初期費用が必要です。個人開業の場合、開業に至るまでの準備は全て自分で行う必要があります。一方で、初期費用を最小限に抑えることが可能です。開業をお考えのあなたが、どちらにむいているのか参考にしてください。
開校までの準備期間は2ヵ月です。この準備期間ではじめに行うことは「物件調査〜物件契約」です。物件が決まった上で、開校準備がスタートします。
物件を契約した後、授業スペース・自習室等を配置するための「レイアウト」の作成が必要です。そのレイアウトを元に、机やイスの数・パーテーション等の数を決定します。また、それ以外にもコピー機やPCが必要です。これらを依頼する業者の選定も並行して行う必要があります。FCだと、専門の担当者が全て行ってくれます。
また、物件が居抜き(現状引き渡し)の場合、「クロスの張り替え、蛍光灯の増設」等の工事が必要です。こういった業者も探します。業者探し→見積→業者決定→工事まで、約一ヵ月はかかります。こちらもFCだと、委託業者を持っているので手配・工事をすぐに行ってくれます。
開校前に「講師を採用・研修」する必要もあります。開校してからはすぐに授業ができる体制を作っておかないといけません。その為に求人担当と連絡を取り、打ち合わせをする必要があります。打ち合わせ後は、掲載期間を決め「掲載→応募→面接→合否結果→研修」と進めていきます。
指導するには、もちろん教材も必要です。いろいろなメーカーの教材を取り揃えている教材代理店に連絡を取るか、メーカーに直接連絡を取り、導入する教材の選定を行ってください。
また、開校準備にあたり、最も重要といっても過言ではないのが、「折込チラシ」です。これも、まず業者を探すことから始まります。原稿は自分で考える必要があります。原稿作成後、印刷部数や折込地域を検討し、開校に合わせ折込を開始します(個人のみ)。FCだと、決められた本部で作成済みのチラシがあります。ですから、あとは折込部数を検討すれば準備完了です。
今の時代、ホームページの作成も必要不可欠です。制作に2週間〜1ヵ月はかかります。インターネット等で業者を探してみましょう。FCだと、一括されたホームページ内に組み込まれるので、作る必要はありません。
そして、開校2週間前、机やイス、パーテーション等が納入されます。組み立てを業者が行ってくれる場合もあれば、一部自分で組み立てる必要があるものもあります。
また、文房具等も購入しておく必要があります。名札やボールペン、ノリやテープなど、細々としたものもそろえておく必要があります。FCの場合、開校キットといった形で、パッケージされているので便利です。個人だと、アスクルやたのめーる、カウネット、アマゾン等を利用すると便利でしょう。
以上が新規開校準備の流れになります。次回は、新規開校準備の各項目をより詳しくお伝えしていきます。













